膣がゆるい
膣のゆるみは、尿漏れや骨盤臓器脱のリスクを上昇させますが、それらと同じようにお悩みの方が多いのが、ご自身やパートナーの性交時の満足度の低下です。
また、大きなひだ(小陰唇)も、それ自体が健康上の問題になることはありませんが、やはりデリケートなお悩みとして多くの方がお持ちであり、またなかなか相談できていない実態があります。
大阪市中央区北浜の山口あきこクリニックでは、膣のゆるみといったお悩みに対し、尿漏れ・骨盤臓器脱などへの進展の可能性を踏まえて適切に診療し、ご希望に合わせた治療法・改善方法をご提案しております。
膣がゆるい原因
膣がゆるくなる原因
加齢
年齢を重ねると顔や腕などにたるみが出るように、膣内も同じように、コラーゲンと共に弾力が失われていきます。加齢により膣壁は、薄く、硬くなります。また、加齢による筋力の衰えも、膣のゆるみにつながります。
出産
妊娠時、赤ちゃんや子宮は、「骨盤底筋群」と呼ばれるハンモック状の筋肉に支えられています。胎内で赤ちゃんが大きくなるほど、骨盤底筋群への負担は大きくなります。さらに出産時には、膣壁とその周辺の筋肉は大きく引き伸ばされます。伸ばされた筋肉はある程度元に戻りますが、やはり完全に元通りとはいかず、膣にゆるみが生じます。
運動不足・姿勢
四肢や胸、腹、尻の筋肉と同様、骨盤底筋群も、運動しなければ次第に衰えていきます。特に姿勢が悪いと、膣や尻の筋肉が弛緩してしまい、ますます衰えていきます。
さらに骨盤底筋群は、マシンや道具を使って意識的に鍛えることが難しく、このことも気づかないうちに衰えていく要因になっているようです。海外のある研究では、骨盤底筋群のトレーニングにはヨガやピラティスが効果的だという報告がされています。
肥満
下腹部の脂肪は、骨盤底筋群の負担を大きくします。日常的な負荷により、徐々に筋肉が伸び、膣のゆるみへとつながります。
環境
仕事などで長時間立ちっぱなしだったり、頻繁に重い物を持ち上げる方も、骨盤底筋群に大きな負荷を加えていることになり、筋肉の伸び、膣のゆるみへとつながります。
便秘
いきむと、骨盤底筋群が伸ばされ、膣のゆるみへとつながります。便秘ぎみの方は特に注意が必要です。
ひだが大きくなる原因
ひだ(小陰唇)の大きさは、主に遺伝とホルモンバランスが関係していると言われています。
遺伝
体格や身体の各パーツと同じように、遺伝により、ひだの形や大きさが左右されます。
ホルモンバランス
思春期、妊娠、閉経など、ホルモンバランスが大きく変化する時期に、ひだが大きくなったり、垂れたりすることがあると言われています。
膣がゆるい方への治療
膣のゆるみ
大阪市中央区北浜の山口あきこクリニックでは、「UltraVera(ウルトラヴェラ)」をいち早く導入し、膣の緩みの改善に役立てております。
UltraVeraの照射により、膣のタイトニングと弾力性を増強しながら、膣組織のコラーゲンの再生を促し、膣のゆるみを改善します。